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さらばぎっくり腰! その2






その1では、ギックリ腰のタイプと痛さのレベルを説明しました。 今回は、原因、判別方法、対処方法を説明いたします。 ギックリ腰のタイプ(詳しくはその1ヘ) 下に行くほど重症度が高いです。 1.動かすと軽く痛い 2.動かすとかなり痛い 3.姿勢が固まって動かせない 4.動けない

 


■原因

1、2は筋肉原因の場合が多いです。 腰や背中の筋肉がつった様にぎゅっと縮こまっています。 そこを守ろうとして周りの筋肉が徐々に硬くなっていき、痛みも増してきます。 3、4は筋肉以外の原因もあります。 筋肉が原因の場合もありますが、腰椎がズレたり、靭帯が切れる、椎間板ヘルニアなどのケースもあります。

■判別方法

ざっくりとした判別方法です。 1.2.3のレベルの方はお試し下さい。 4はそれどころではないかもしれません。 お風呂などで温めると、痛みが軽くなる 恐らく筋肉が原因です。 筋肉をゆるめる事で痛みが緩和してきます。 お風呂などで温めても痛みが変わらない、強くなる 炎症がある可能性があります。 筋肉が原因でも、強めに損傷しています。 特定の方向に曲げると、ビリッと電気が走る様な痛みがある。 ヘルニア、腫瘍などがあるかもしれません。


■対処方法

筋肉原因の場合は、セルフケアでも対処できる場合があります。 2、3日経っても痛みが変わらない、痛みが強くなる場合は 無理せずに整形外科や、専門的に診てもらえる鍼灸院に行きましょう。

1から3で筋肉原因の場合は温めて下さい。

痛いと冷やしがちですが、炎症がない場合は冷やすと悪化する場合があります。

痛い所やその周囲を温める事で筋肉の緊張が緩和し、痛みが和らぎます。


もし温めた事でズキズキ痛みが出てきたら、炎症がある可能性があります。

痛みが強いようでしたら、濡れタオルで冷やしてみて下さい。

氷嚢や保冷剤は冷た過ぎるので避けたほうが良いです。


耐えられそうなら、少し様子を見て下さい。 炎症は身体を治す為に必要な反応です。冷やし過ぎると、治るスピードが遅くなります。

温めて痛みが少し緩和したら、ゆっくり動きましょう。

筋肉の緊張が原因なので、簡単に言うと筋肉が緩めば痛みは治まります。 痛い姿勢、痛みが強くなる方向を確認することで、不安からくる緊張を取り除きます。 温めて筋肉をリラックスさせて、ゆっくり動かす。 この繰り返しで、徐々に回復していきます。


■最後に

今回はギックリ腰についてまとめてみました。

ギックリ腰の正体わかりましたか??


ギックリ腰は、慢性腰痛の果てに出てくる症状です。

そういう意味では急性症状の処置は適切ではない事が多いです。


急に痛みに襲われるので、つい冷やして動かさない様に安静にしてしまうと思います。

また、整形外科に行くとシップや痛み止めを処方されるので、痛みを散らすのみで終わらせてしまう方が非常に多いです。


そうすると強張った腰は強張ったままになってしまうので、次のギックリ腰に繋がりやすいです。

硬くなった筋肉をしっかり緩める事で、2度3度と繰り返さない様にしましょう。

ギックリ腰は予防できます!



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