春先に起こる不調「気滞」とは?効果的な食材を一挙ご紹介!
こんにちは。二子玉川鍼灸院です。
すっかり季節は春になり、桜も芽吹いてきましたね。気温の変化で体調を崩されてはいないでしょうか?
今回は、先になると出やすい不調の原因の1つ「気滞(きたい)」 についてお話させていただきます。
「気滞」とは何か?どんな症状が現れるのか?など、気滞に効果的な食材と合わせてご紹介いたします。
食生活を少し工夫して、元気な春を過ごしましょう!
「気滞」の症状と効果的な食材とは?
「気滞」とは、文字通り「気」の流れが滞ってしまうことを言います。
そもそも「気」とは身体に必要なエネルギーで、常に身体の中で動いているもの。身体を温めたり、血液を全身に送ったりする働きがあります。
その「気」はストレスや睡眠不足、疲労、季節の変わり目などで循環が悪くなって流れが滞ってしまい、主にこのような症状を引き起こすのです。
《気滞の症状》
イライラする・怒りやすい
情緒が不安定になりやすい
気分が塞ぎこみうつうつする
ぶつぶつと独り言が多くなる
ため息をよくする
張る感じの痛みがある
ガスがたまりやすい
お腹や胸、脇が張る
便秘と下痢を繰り返す
足が冷たいが顔は熱い(下半身が冷えるが上半身は熱い)
浮腫み
目の充血
肩こりや頭痛(頭の横が痛む)
物事を決められない など
3月中旬あたりから4月の春先に、このような症状を感じている方は「気滞」の可能性があります。
「気滞」を改善するには、食事で改善するのがおすすめです!これからご紹介する食材を日常で取り入れていただき、反対に控えた方がいい食材はなるべく避けるなどして少しずつ改善させていきましょう!
◎気滞におすすめの食材
セロリ、トマト、ピーマン、クレソン、せり、穴子、カジキマグロ、鮭、きんかん、柑橘類、菊花、ジャスミン、マイカイカ、陳皮、など
✕控えた方がよい食材
辛味や刺激物(唐辛子、胡椒など)、揚げ物、甘い物(アイスクリームやチョコレート、ケーキ)、など
また、何かの決断をする時は、「気の流れを整えると良い」と言われています。
そのため、そのような場面があるときは控えた方がいい食材は避け、おすすめの食材を積極的に摂取して「気」を整えてあげましょう。
あとはリラックスして、心を落ち着かせるのも効果的です。柑橘類の紅茶を飲むなど、ホット一息つくのもおすすめですよ。
こんな時は+αこの食材!
気滞が原因で起こる症状の中には、このような症状もあります。
生理痛
じんましん
二日酔い
これらの症状を感じたときは、先ほどご紹介したおすすめの食材にプラスしてこちら(赤文字)の食材もおすすめ!ぜひ、症状の緩和のために取り入れてみてください♪
生理痛 ■血液がスムーズに流れないため、痛みを感じやすい。 気滞におすすめの食材+にら、チンゲン菜、パセリ、黒豆、桃、いわし、ししゃも
じんましん ■ストレスやイライラ、緊張、春先に発症しやすい。 気滞の食材+ミント、黒きくらげ
二日酔い ■気の巡りや血流が悪く、お酒の影響で熱がこもりやすい。吐き気、頭痛などの原因になる。 気滞の食材+ 菜の花、にら、パセリ、みつば、春菊、ふき、ふきのとう、キャベツ、白菜、きゅうり、チンゲン菜、ほうれん草、あさり、しじみ、ひじき、パイナップル、プーアル茶
元気に楽しく春を迎えよう!
今回は「気滞」におすすめの食材についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
どれも気軽に摂り入れられるものばかりなので、身体の不調を感じている方はぜひ意識していただきたいと思います。
しかし、やる気にならないな、体調が優れないな、というときは無理する必要はありません
そんなときは、ぜひ二子玉川鍼灸院へお気軽にご相談ください。
筋肉をほぐしてあげて、リラックスしながら一緒に元気な身体をつくっていきましょう♪
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