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山菜とは?代表的な7種類の栄養・効能について

こんにちは!二子玉川鍼灸院です。いつもご利用いただきありがとうございます!


毎日あたたかく、過ごしやすい季節となりましたね。特に、山菜が出回ると春の訪れを実感する、という方もいるのではないでしょうか?


今回は、知っているようで知らない「山菜」についてご紹介いたします。

そもそも「山菜」の種類は何があって、それぞれどんな効果があるのか、簡単にご説明いたします!


「山菜」ってなに?

そもそも、「山菜」とは、自然環境で自生するものを呼びます。一方、「野菜」は畑など人が管理して育ったもの。


山菜の歴史は非常に古く、5000年以上前から縄文人も食べていたと言われています。『万葉集』にも登場し、奈良時代の人々も口にしていて江戸時代では米や野菜が不作で飢餓に苦しんだときに人々の命を救ったとも記録が残っています。


そんな山菜の多くは若い芽で、これから成長していくために外敵から自分自身の身を守るために、苦みやえぐみを備えています。


この苦みやえぐみの成分は「ポリフェノール」です。「ポリフェノール」は、体の中で過剰に発生した活性酸素を除去したり、酸化を抑制したりする抗酸化物質。


動脈硬化、生活習慣病の予防など、健康と美容に効果的です!


山菜が旬となる春に、健康な身体づくりを意識してみてくださいね。


代表的な山菜7種類の効果

山菜の種類は全国で300種類以上あると言われています。今回は、その中でも代表的で人気の山菜7種類についてご紹介いたします!

  1. ふきのとう

  2. たらの芽

  3. ぜんまい

  4. わらび

  5. せり

  6. うど

  7. ふき

①ふきのとう

【春の使者】とも呼ばれる「ふきのとう」には、数種類のポリフェノールが含まれています。


<栄養・効能>

抗酸化作用はもちろんのこと、免疫力を高めたり、動脈硬化を防ぐ役目も。

また、ビタミンやミネラル、食物繊維も多く含み整腸作用も期待できます。苦味成分には新陳代謝を活発にさせる働きがあります。



②たらの芽

タラノキの若芽のことで、【山菜の王様】とも呼ばれています。


<栄養・効能>

タンパク質やミネラル、ビタミンE、食物繊維などが豊富に含まれています。


苦み成分の「エラノサイド」は、糖の吸収とインスリンの上昇を抑える効果があり、ダイエットにも効果的!βカロチンも含むので、風邪や花粉症予防にも効果が期待できます。



③ぜんまい

森や林の湿ったところに生えている山菜として有名です。とても繁殖力が強い多年草で、アクが強いので十分に沸いたお湯でアク抜きをしましょう。


<栄養・効能>

パントテン酸、葉酸が山菜の中でも豊富です。さらに、β-カロテン、ビタミンCも比較的多く含まれています。


パントテン酸は、糖質、脂質、たんぱく質のエネルギー代謝に関わるビタミンB群のひとつ。β-カロテンは体の中で必要に応じてビタミンAに変わります。ビタミンAは、ビタミンCやビタミンEと同様にアンチエイジング作用があります。



④わらび

くせのない香りとぬめりが特徴で、日当たりの良い草原などに生えるシダ植物の新芽で人気の高い山菜です。根からはでんぷんがとれ、わらび餅の原料になります。


<栄養・効能>

山菜のなかでも、ダントツでビタミンB2が豊富です。


ビタミンB2は髪の再生に関与し、肌の健康を維持する作用があります。乾燥させるとカリウムやβ−カロテンが増えるのはうれしいポイントです!



⑤せり

春の七草として利用され、親しまれている早春の山菜。独特の香りが春の訪れを感じさせてくれます。


<栄養・効能>

カロテンやカルシウム、カリウムが豊富で、冬の間に血液中に溜まった過剰な脂肪分や老廃物を排出し、血液の流れをよくするとして、春先に一度は食べたい山菜といわれています。


鉄分や食物繊維も豊富。特有の香り成分には胃を整え、解熱、解毒作用があります。



⑥うど

収穫時期は4月~5月初旬です。大きく成長すると食べられない(使いものにならない)ことから【うどの大木】などと言われますが、若芽は香り高くみずみずしく美味しいです!

深みのある味わいとほのかな苦味、しっかりとした歯ごたえが魅力です。


<栄養・効能>

クロロゲン酸、アスパラギン酸、カリウム、葉酸が豊富に含まれています。


抗酸化性を示す物質であるクロロゲン酸を含んでおり、日焼けによるメラニンの抑制などの効果があると言われています。アスパラギン酸は、疲れにくい体をつくるのに効果的。


うどは、漢方では根を乾燥させたものを生薬として用います。



⑦ふき

平安時代には栽培されていたと言う古い歴史をもつ、日本特産の山菜です。


<栄養・効能>

食物繊維とカリウムが豊富です。


ふきは水分が96%近くあるため際立って高い有効成分はありませんが、ポリフェノールなどの機能性成分の種類に長けています。


山菜を食べて健康な身体に!

山菜についてと、代表的な7種類の山菜についてご紹介いたしましたが、気になった山菜などはありましたか?


少し苦い印象もある山菜ですが、その苦味はポリフェノールが豊富に含んでいる証拠。健康な身体と美容に効果的なので、ぜひ試してみてくださいね!


他にも食事のことや健康のことなど、気になることがあればぜひ二子玉川鍼灸院へご相談ください。一緒に健康な身体をつくっていきましょう!


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