土用の丑の日とは?夏は「う」のつく食べ物で元気に過ごそう!
こんにちは!二子玉川鍼灸院です。
毎日暑い日が続きますが、体調は崩されていませんか?暑さを我慢せず家の中ではクーラーをかけるなど暑さ対策をし、水分補給も忘れずに行ってくださいね。
さて、今回のブログテーマは「土用」についてです。
間もなく迎える土用の丑の日に向けて、「土用」についてお話させていただきます。
「土用」は季節の変わり目にあたる期間

いきなりですが、2021年7月28日は土用丑の日。みなさんこの日は「ウナギを食べる日」と思っていませんか?
実は土用とは、中国の五行思想(ごぎょうしそう)に由来しています。
五行思想とは、万物は木・火・土・金・水の5つの元素から成り立っているとするもので、五行説(ごぎょうせつ)ともいわれます。そして、五行のそれぞれに次のような象徴があると考えられています。
木 … 春の象徴
火 … 夏の象徴
土 … 「季節の変わり目」の象徴
金 … 秋の象徴
水 … 冬の象徴
このことから、立春、立夏、立秋、立冬の前の約18日間を「土旺用事(どおうようじ)」、もしくは「土用」といいます。
「土用」と聞くと夏のイメージがありますが、実は「土用」は年に4回あるのです!
最初の日を「土用入り」、最後の日を「土用明け」といい、土用の期間は、季節の変わり目にあたります。体調を崩したり、消化器官が弱る時でもあるので注意が必要です。
活動的になるよりも、次の季節に備えてじっくり休み、気力・体力を蓄えるタイミングにしましょう。