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第2回:五月病について〈2つのタイプ別養生方法〉

こんにちは!二子玉川鍼灸院です。いつもご利用いただきありがとうございます!


前回に引き続き、五月病について第二弾です。第一回目は五月病の概要をご紹介いたしましたが、お読みいただけたでしょうか?


第二回目は2つのタイプに合わせた対策(養生方法)についてご紹介いたします!


よくある症状を例にあげますので、ご自身がどちらのタイプに当てはまるか確認してみてください。そして、そのタイプ別おすすめの食材やおすすめの過ごし方を参考いただき、元気な身体をつくっていきましょう!


五月病のタイプは2つ!

第一回目の最後の方で少し触れましたが、五月病のタイプは2つに分けることができます。

  1. 「気滞」タイプ →イライラため込み型

  2. 「気虚」タイプ →疲れやすい型

それぞれ症状が異なるため、ご自身がどちらのタイプに当てはまるのか【よくある症状】を見ながらご確認ください。


これから、それぞれのおすすめ食材やおすすめの過ごし方などをご紹介いたします!ぜひご参考ください。


①イライラため込み型の「気滞」タイプ

【よくある症状】

イライラする、怒りっぽい、よくため息をつく、お腹が張ったりげっぷが出る、頭痛(頭の横の部分が痛む)、めまい等

よくしゃべる人やボールペンをカチカチさせる人は「気滞」の傾向があります。


【おすすめの食材】

  • 肝機能UPの食材(あさり、しじみ、ムール貝、あん肝、いか、カジキマグロ、ししゃも、レバー、クレソンなど)

  • 気を巡らせる香味野菜(春菊、三つ葉、せり、セロリ、パセリ、山菜など)

  • 柑橘類(グレープフルーツ、オレンジ、シークワーサー、みかん、柚子など)

上記以外:かぶ、大根、ピーマン、トマト、人参、ほうれん草、カニ、ジャスミン茶、ミントティー、ローズティー、ラベンダーティー、カモミールティー


【避けたい食べ物】

辛味の強い食べ物(唐辛子、胡椒、にんにく、生姜など)、ガスが発生しやすくなるので芋類、お酒の飲み過ぎ・食べ過ぎにも注意。


【過ごし方】

ストレスをため込むと肝が弱ってしまいます。適度に発散したり、リラックスできる時間を取ることを心がけて下さい。

趣味やリラックスできる時間を取り、仕事などの事は考えない時間を作る(好きな音楽を聴く、料理や掃除に没頭するなど)、適度な運動や散歩・ストレッチで体をほぐす等


②疲れやすい型の「気虚」タイプ

【よくある症状】

やる気が出ない、すぐ疲れる、体が冷えやすい、むくみ、食欲がない、やせる又は太る、軟便や下痢になりやすい、話すことが億劫になる


【おすすめの食材】

  • 消化を助ける物(かぶ、キャベツ、大根、白菜、パクチー、れんこん、栗、豆類、あわ、鯛など)

  • 気を補う物(鶏肉、牛肉、かつお、鮭、鰻、栗、アスパラガス、枝豆、グリンピース、かぼちゃ、椎茸、まい茸、とうもろこし、さつま芋、じゃが芋、はちみつ、なつめなど)

  • 体を温める物(海老、鮭、太刀魚、ブリ、マグロ、パセリ、シナモンなど)

飲み物は温かい物を摂るようにしましょう!


【避けたい食べ物】

冷たい物、刺身やサラダなどの生もの、揚げ物などの脂っこい物、チョコレートやケーキなどの甘い物、唐辛子など刺激の強い物


【過ごし方】

気虚タイプの方は「気(エネルギー)」が少なくなっているため、過労や汗をかく激しい運動をすると更に疲れやすくなります。

睡眠をたっぷり取り、あまり動かずにゆっくり休みましょう。


五月病を乗り越えよう!

五月病の2つのタイプと、その養生方法についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか?


筆者は②の「気虚」タイプだと思ったので、やる気が出ないときは無理せずゆっくり休もうと思いました。みなさんもご自身に合った過ごし方とおすすめの食材を試してみてくださいね。


今年もステイホームのゴールデンウイーク。無理せずゆっくり、身体を労る時間に使ってみるのもいかがでしょうか。


また、自分ではなんとも改善しないな、と思った時はぜひ二子玉川鍼灸院へご相談ください。一緒に五月病などの不調をやっつけて健康な身体をつくりましょう!


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